Hanano家

3人子育て中のHananoの生活日記。家族・子育て・我が家のおすすめのものなどを紹介します

家族が増えるまで  —長男編—

我が家に最初にやってきた長男くん

今ではすっかりいいお兄ちゃんですが、

この子は本当にいろいろありました。

第一子にしては難易度の高すぎる子育てでした。

でも、この子のおかげでじいじやばあばとの距離も

必然的に縮まったように思います。

実家にもかなりお世話になりました。

じい&ばあ、みんなが助けてくれたおかげで

今の家族があるように思います。

 

家族が増えるまで

長男くん

妊娠中

 

もともと妊娠しにくいかもしれないといわれていたため、

結婚約半年後に病院へ行き漢方薬を飲むことに。

で、飲み始めて1カ月で私のおなかの中にやってきた。

妊娠5か月までつわりと出血に苦しみ、

完全にダウン。しばらく実家でお世話になりました。

妊娠5カ月ごろ男の子だということが発覚!

自分は女の子だと思っていたため驚いたが、

うれしくてにやにやとまらない。

何度もエコー写真を見ていた私。

初期に出血したこともあり無事に産めるか心配でなかなか

ベビー用品をそろえる勇気が持てず・・・。

でも、そろえ始めたら楽しくてたまらない。

 

出産のときは病院へ到着すると

陣痛は3分おきですでに8センチもも開いていたため、

初産なのに到着後2時間で出産。

 

まん丸の顔をしていて、

かわいいー!

ちっちゃーい!

と思ったと同時に、

あぁ・・・よかった産めたわと思った。

もうおなかにいないという不思議な感覚。

次の日に妊娠中はできなかったので、

思い切り背伸びをしました。

 

赤ちゃん期

 

その後はすくすくと成長するはずだった・・・

 

生後3か月の時・・・

 

始めは手と足の裏に小さな水ぶくれがたくさんでき、

次第に背中やおなかにも赤みを帯びた湿疹が。

かかりつけの小児科で多形滲出性紅斑だといわれるも、

一向に良くならず、

とうとう

「この病院ではこれ以上の治療ができないから

 大きな病院で見てもらおう。

 普通の湿疹とは違う。また何かあったらいつでも診るし、話も聞く。

 いい先生がいたら紹介するし、命まで取られる病気ではないから

 とりあえず、紹介状書くから安心して大きな病院へ今すぐ行って!」

と言われる。

 

病院へ着き小児科へ行き、先生が長男の服を脱がせた瞬間、

「これは小児科では見れない、今すぐ皮膚科へ行こう。」

と言われ、すぐに皮膚科へ。

皮膚科の先生もものすごく分厚い医学書??を持ち出してきて

「うーん・・・」

私超不安。

とりあえず、後日細胞を採って検査することへ。

そのまま小児科へ戻り、

これからは小児科と皮膚科が連携して長男の病気を診ていくという話をされる。

 

この時すでに首から下の皮膚全体に水ぶくれができ、

背中にもできていたため、抱っこから降ろすと痛くて泣き、

お風呂も痛くてギャー!!

水ぶくれができるだけつぶれないようにするも無理で

1日に何回も肌着を着替え、

水ぶくれができていたいところを手で支えながら

できるだけ長男くんが睡眠がとれるように

1日中抱っこ。

このとき私は座ったままでも、長男を支えながら寝れるようになった(笑)

パパと私の夕飯は、入れて煮込んで片手で食べられるものばかり。

主に鍋!

 

検査をし2針背中を縫われるも、

検査結果が出るまでに1カ月かかるといわれる。

でも、かわいそうで何とかならないものかと2週間ちょっとで

病院へ行くと、偶然にも届いたばかりの検査結果が!

 

水疱性類天疱瘡

 

聞いたことのない病名が付きました。

難治性の病気だと。

子どもの発症例は極めてまれで

僕も当然初めて見ましたと・・・。

次までに調べておきますと・・・。

 

で、数日後病院へ行くと

小児発症例、治療数はほぼ無いものの、

一応今のところあがっている例を見ると

予後に関しては小児発症の場合は良好であると。

 

なのでがんばって治療していきましょうと。

 

すぐにこの病気の特効薬のステロイドが処方され、

小児科で量をみてもらい、

血液検査で体全体の数値を診てもらいながら治療開始。

みるみる湿疹は引いていき、

ようやく長男くんも私も2時間くらいまとまった時間寝れる。

が、

副作用で顔はムーンフェイスに。

 

でも、赤ちゃんの時のまん丸なんてかわいいもんでした。

 

それからも投薬治療を続け、

薬の量を徐々に減らしていき4歳で完治。

 

長かったわ・・・。

 

無事に治ってくれてよかったという思いでいっぱいです。